« 2008年10月 | トップページ | 2012年10月 »

2012年9月

あきらめるのが好き

ぼうっとしてるあいだに月日は流れ、私はもう、おばあさんだ。
年齢を重ねていくと、あきらめることが増えていく。
それがとても楽しい。
私は、あきらめるのが大好きだ。様々なことをあきらめていく。 
20代も後半になれば、体力は10代の頃とは、違ってくる。
オールナイトで起きているのがきつくなってきた。
しかしあきらめて、この体力で生きていくのだ。
身の上に落ちてくる諦念(ていねん)という言葉を甘受したい。
失恋が好き。
あの人をあきらめられる。
失業が好き。
買い物をあきらめられる。
「あきらめる」の語源は、「明らかにする」だという。
物事をはっきりさせる、ということから、意味が変化していったのだ。
あきらめていくと、素っ気ない私が見えてくる。自分が明らかになっていく。
だるいのが好き。
勉強をあきらめられる。
年をとるのが好き。
可能性をあきらめられる。
ばかにされるのが好き。
プライドをあきらめられる。
あきらめてもあきらめても、しぶとく私が残る。
どんどんあきらめていくと、飲み干したあとの、
ラムネ瓶で揺れるビー玉のように、自分の芯だけが、
自分の体の中で、カランコロンと音を立てて残る。
そのビー玉は、なんでもやりたがるし、どこまでも転がる。
うまくいかないのが好き。
成功をあきらめられる。
遅いのが好き。
スピードをあきらめられる。
空腹が好き。
おいしいものをあきらめられる。
迷うのが好き。
効率良く進むことをあきらめられる。
眠いのが好き。
シャキッとするのをあきらめられる。
どんなに捨てても、立ち上る欲望だ。
食欲、睡眠欲、性欲、人とつながりたい欲、
新しいことを考えだしたい欲、自由に行動したい欲、きりがない。
丸い指、薄いまぶた、太いもも、これが私だ。
あきらめてもあきらめても、生きていける。
自分は、すごい。

ほんのたまにしか読まない新聞でこのコラムを見つけた時、即座に切り抜いてずっとずっと大事に残しておいた。
「あきらめたらそこで終わり。」スラムダンクでの安斎先生の名言。
「あきらめる」って、とてもネガティブで否定的な言葉だって擦り付けられてきたけど、角度を変えて見れば、こんなにもポジティブで、自分を肯定してあげられるんだって、パッと目の前が明るくなった気分でした。
こんな捉え方を提唱するなんて、なんて素敵な人だろうと思ったら、そのタイトルと永作博美主演で話題になった「人のセックスを笑うな」の原作者、「山崎ナオコーラ」さんの連載だと後に気づきました。
映画もおもしろかったけど、このコラムを読んで、私はいちファンになりました。
5年後も10年後も読み続けて、その度に実感し、その時の自分を包んであげたい。
パートナーとも呼べる、そんな言葉です。

正範語録

実力の差は努力の差
実績の差は責任感の差
人格の差は苦労の差
判断力の差は情報の差

真剣だと知恵が出る
中途半端だと愚痴が出る
いい加減だと言い訳ばかり

本気でするから大抵のことはできる
本気でするから何でも面白い
本気でしているから誰かが助けてくれる

務めている会社の社長から頂きました。
ふと集中力が切れた時読み返し、自分を奮い立たせてくれる言葉です。

転職エージェント 森本千賀子さんのコトバ

子供2人を育てながら、現在「リクルート」で営業成績トップを記録し続ける、
転職業界で知らぬ者はいないというスゴ腕エージェントの森本千賀子さん。

私にとって、子育てと仕事を両立し、満喫している女性はとても尊敬するし憧れの存在です。

森本さんの言葉には、力強い生命力と、強い決断の意思を感じました。
胸に残り、ずっと忘れられない言葉です。


仕事100%家庭100%で200%
生きてるって感じですよね


大切にしているものが同じとき、人と人は化学反応を起こす



« 2008年10月 | トップページ | 2012年10月 »